副業でデザインの仕事をしていると、よく聞かれるのが「普段どんな風に働いているんですか?」という質問です。
フリーランスとは違い、副業の場合は本業とのバランスが大切になります。
今回は、実際に僕が副業デザイナーとして活動していたときの1日の流れをご紹介します。
これから副業を始めたい方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
朝:本業前の小さな積み重ね
僕は朝が比較的得意な方だったので、出勤前の1時間をデザイン作業に充てるようにしていました。
- コンペ用のアイデアをラフで描く
- 前日の修正依頼に返信する
- 提案文を下書きしておく
朝は頭がすっきりしているので、効率よく作業できるのがメリットです。
短時間でもコツコツ積み重ねることで、1週間で大きな進捗につながります。
昼:スキマ時間をうまく活用
本業の合間、休憩時間などにはスマホでできる作業を進めていました。
- メッセージの確認と返信
- 案件の募集状況をチェック
- 参考資料をリサーチ
まとまった制作はできませんが、隙間時間で「考える作業」や「連絡系」を終わらせておくと、帰宅後にスムーズに取りかかれます。
夜:本格的な制作タイム
本業が終わって帰宅したあとは、ようやく腰を据えてデザイン作業に集中します。
- 新規案件の制作
- 修正の対応
- 納品データの整理
この時間帯は1日で一番作業時間を確保できる大切な時間です。
ただし、疲れている状態で長時間作業をすると効率が落ちるので、無理をせず「今日はここまで」と区切りをつけることも意識していました。
土日:まとめて作業+研究の時間
平日はどうしても時間が限られるため、土日に集中して作業するスタイルにしていました。
- コンペ用に複数案を制作
- 納品直前の案件を仕上げる
- 他のデザイナーの提案をチェックして研究
また、土日は「自分のスキルアップ」のための時間にも充てました。
新しいデザインソフトの機能を試したり、トレンドのデザイン事例を見たりと、インプットを意識して増やしていました。
副業デザイナーとして感じたこと
副業デザイナーとして働いてみて、一番強く感じたのは 「時間管理の大切さ」 です。
- 本業があるからこそ「短時間で集中」する習慣がついた
- 毎日コツコツ積み重ねることで、実績が増えていった
- 無理をすると翌日に響くので、バランス感覚が大切
最初の頃は「時間が足りない」と悩むこともありましたが、振り返ると副業だからこそ効率的な働き方を学べたと思います。
まとめ
副業デザイナーとしての1日の流れをまとめると、こんな感じです。
- 朝:本業前に1時間の作業
- 昼:スキマ時間で連絡やリサーチ
- 夜:帰宅後に集中して制作
- 土日:まとめて作業+スキルアップ
副業は大変な部分もありますが、時間を工夫して取り組めば、着実に実績を積んでいけます。
僕自身もこの生活を通じて、「デザインを続けたい」という気持ちがより強くなり、フリーランスを意識するきっかけになりました。
これから副業を始めたい方は、まずは小さな時間の積み重ねからスタートしてみてください。